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メキシコの病院が怖くなくなる:初診の流れ
メキシコの病院、初診が怖くなくなる:予約〜受付〜支払いの流れ メキシコに来てしばらくすると、ふと頭をよぎる場面があります。「もし自分や家族が体調を崩したら、どこに行けばいいんだろう」。言葉の壁、保険の仕組み、病院の雰囲気。全部が“未知”だと、症状より先に不安が大きくなる。 でも実際は、ポイントさえ押さえておけば大丈夫です。メキシコの医療は地域差がありつつも、駐在員が行くことの多い私立病院(Hospital privado)の流れは比較的シンプル。怖さの正体は「知らない」ことなので、順番を一度頭に入れてしまえば、当日の消耗はかなり減ります。 初診の流れは“4つの場面”に分かれる 初めての受診は、だいたい次の4つでできています。 どこに行くか決める(救急か外来か) 予約・受付(本人確認と連絡先) 診察・検査 支払い(保険の扱い/デポジット) このうち、駐在員がつまずきやすいのは④です。メキシコの私立病院では、前払い・保証(デポジットやカードのホールド)が発生しやすいと言われています。米国大使館も「通常、前払いを求められ、入院時にはクレジットカードのホ

Taro Maruwa
4 日前読了時間: 5分


米国の強硬発言とメキシコ:駐在員の備え方
ニュースが生活に入り込む瞬間があります。それは、事件や事故が起きた時だけじゃなく、 “言葉”が空気を変える時 です。 最近、米国側の強い発言を受けて、在メキシコの日本の公館(在レオン総領事館など)から注意喚起が出ました。内容は、米国大統領がインタビューで「カルテル対策において地上での行動も開始する」といった趣旨の発言をした、という報道を踏まえたものです。現時点で具体的な脅威情報はないものの、情勢が急変する可能性も否定できないため、最新情報の入手と推移への注意を呼びかけています。 こういう注意喚起を読むと、多くの人が同じところで揺れます。「何か起きるのかな」「起きないのかな」そして、その“答えの出ない揺れ”が一番消耗する。 だから今日は、結論を先に言ってしまいます。 怖がりすぎなくて大丈夫。でも、備えをゼロにもしない。 この中間を取れると、駐在生活はぐっとラクになります。 何が話題になっているのか:事実と“連想”を分ける 今回の話題が広がった背景には、「米国がベネズエラで強硬な作戦を行った」と報じられた流れがあり、そこから「次はメキシコにも…?」と

Taro Maruwa
5 日前読了時間: 4分


メキシコ最低賃金13%増で何が変わる?駐在生活への影響
年明けのニュースって、花火みたいに派手ではないのに、生活の底のほうでじわじわ効いてきます。メキシコの最低賃金引き上げも、まさにそのタイプです。明日いきなりスーパーの値札が全部変わるわけじゃない。でも数週間〜数か月のうちに、「あれ、最近ちょっと上がった?」という違和感になって現れてきます。 駐在生活は、仕事の予定だけでも頭がいっぱいになりがちです。そこに言葉、移動、家の段取り、家族の学校…と、毎日の“考えること”が積み上がる。だからこそ、こういう変化は「知っておく」だけで心の消耗が減ります。今日は、最低賃金13%アップが、私たちの暮らしにどう波及しやすいかを、煽らずに整理します。 2026年のメキシコ最低賃金、どれくらい上がった? 2026年1月1日から、メキシコの最低賃金は引き上げられました。 一般地域(Salario mínimo general) : 13%増278.80ペソ/日 → 315.04ペソ/日 北部国境自由地帯(ZLFN) : 5%増419.88ペソ/日 → 440.87ペソ/日 ここで大事なのは、 最低賃金=すべての給料が一斉に

Taro Maruwa
1月9日読了時間: 4分


スペイン語が伸びた瞬間:上手く話す前に効いたこと
伸びたのは、勉強した日じゃなく「通じた日」だった スペイン語って、机に向かった時間のわりに「伸びてる実感」が出にくいですよね。単語を覚えても、現場では早口で返されて固まる。勇気を出して話しても、聞き返されて心が折れる。でも不思議なことに、ある日ふっと景色が変わる瞬間が来ます。 それは「上手く話せた日」じゃなくて、 “通じる型”が手に入った日 。発音や文法が完璧じゃなくても、相手とのやり取りが前に進んだ――あの小さな成功体験が、次の一歩を軽くしてくれます。 今日は、メキシコ駐在でスペイン語が伸びた人が共通して踏んでいる、「上手く話す前に効いたこと」をまとめます。 伸びる人は「会話の勝ち筋」を先に作っている 伸びた人が最初にやっているのは、語彙の暗記でも、文法の制覇でもなく、だいたいこれです。 聞き返す型 を覚える 短い定型文 でまず通す 失敗のダメージを小さくする設計 をする つまり、スペイン語が伸びる前に、**“会話が続く環境”**を先に作っている。これが効きます。 伸びた瞬間①:聞き返しが「失礼」じゃないと腹落ちした 伸びた人がよく言うのが、「

Taro Maruwa
1月8日読了時間: 4分


メキシコのDía de Reyes入門:ロスカと家族の1月6日
1月6日、年始がもう一度やってくる メキシコに住んでいると、「年明けはもう落ち着いたかな」と思った頃に、もう一度“お正月のような空気”が戻ってくる日があります。それが 1月6日のDía de Reyes 。街のパン屋にロスカ(王冠パン)が並び、子ども向けのおもちゃ売り場がにぎわい、家族の予定がいつもより“家側”に寄っていく。 日本の年始とは違って、静かに整えるというより、 家族の時間に寄っていくことで心が落ち着く ——そんな種類の温かさがあります。駐在生活の中で、この日の意味を知っているだけで、街の景色が少しやさしく見えてきます。 Día de Reyesとは何か Día de Reyes(正式にはDía de los Reyes Magos) は、キリスト誕生の物語に登場する“三賢者(東方の三博士)”に由来する日で、メキシコでは多くの家庭で 子どもに贈り物をする日 として親しまれています。 「クリスマス=プレゼント」という国も多いですが、メキシコでは家庭によって、クリスマスにも贈るしDía de Reyesにも贈る、またはDía de...

Taro Maruwa
1月7日読了時間: 4分


新年の抱負を“習慣”に変える:月曜夜の5分ルーティン
月曜の夜って、少し独特です。 「よし今週もやるぞ」と思って朝に飛び出したはずなのに、帰宅する頃には頭の中が細かい用事でいっぱい。メキシコ駐在だと、仕事だけじゃなく移動や買い物、言葉の壁や手続きのことまで混ざってきて、気づけば“やる気”より“消耗”が勝ってしまう日もあります。 新年の抱負が続かないのは、意志が弱いからではありません。多くの場合、抱負が大きすぎて、日常のサイズと噛み合っていないだけ。つまり問題は気合いではなく、設計です。そこでおすすめしたいのが「月曜夜の5分」。週の入口に、ほんの少しだけ自分を整える時間をつくります。たった5分なのに、驚くほど効きます。 なぜ月曜夜なのか。理由はシンプルで、火曜以降の自分を助けやすいからです。週のはじめに“方向”だけ決めておくと、日々の選択が軽くなります。たとえば「今年は健康」と決めても、具体がないと、夜にお腹が空いた瞬間に負けます。でも「今週は水をちゃんと飲む」と決めていれば、飲むか飲まないかの二択になる。迷いが減ると、消耗が減ります。消耗が減ると、続きます。 やり方は簡単です。月曜の夜、歯磨きの前で

Taro Maruwa
1月5日読了時間: 5分


メキシコの大晦日って何する?日本と違う年越し習慣
メキシコで迎える大晦日(Año Nuevoの前夜)は、同じ「年越し」でも日本のそれとは温度が少し違います。日本の大晦日が、静けさの中で一年をたたみ、家の中を整えて新年を迎える時間だとしたら、メキシコはもう少し“にぎやかな願掛け”の時間。家族が集まり、笑い声が増え、0時を境に街の音量が一段上がる——そんな夜です。 とはいえ、初めてだと「みんな何をしてるの?」「この混雑は何?」「0時に外が騒がしいのは普通?」と戸惑うことも。今日は、駐在員の目線で知っていると安心する年越し習慣を、やさしくまとめます。知識があるだけで、夜の見え方が変わり、気持ちの置き場が少しラクになります。 メキシコの年越しは「家族」が主役 メキシコの大晦日は、恋人や友人同士のイベントというより、まず家族が集まる日です。親戚も含めて食卓を囲む家庭も多く、料理が並び、音楽が流れ、子どもが走り回る。カウントダウンの瞬間は、テレビをつけて一緒に数えたり、グラスを持って抱き合って挨拶したり。ここには「派手な演出」よりも、「集まっていること」そのものの強さがあります。 駐在生活は、外側の情報や刺

Taro Maruwa
2025年12月31日読了時間: 5分


メキシコのスーパーで買える6つの“意外なスーパーフード”たち
メキシコでの生活に慣れてくると、スーパーに行く時間が少しずつ楽しくなってきます。最初は勝手の違いに戸惑い、広さに疲れ、どれを選べばいいのか分からなかった棚も、ある日ふと「宝の山」に見えてくる瞬間があります。 そのひとつが、 スーパーフード の存在です。日本では専門店や健康食品コーナーで見かけるような食材が、メキシコではごく普通に、しかも手頃な価格で並んでいる。気づかずに通り過ぎていた棚に、実は日々の体調を支えてくれるヒントが詰まっているのです。 今回は、メキシコのスーパーで比較的簡単に手に入り、日本では少し珍しかったり高価だったりする “意外なスーパーフード”を6つ ご紹介します。どれも特別な調理は不要で、日常にそのまま取り入れられるものばかりです。 1|チレ(唐辛子/Chile) 価格感: メキシコ 約240円/kg前後 vs 日本 約4,000〜5,000円/kg相当 (日本は少量パック・輸入品が中心)👉 価格差:約15〜20倍 メキシコの食卓に欠かせない存在といえば、やはりチレ。一言で唐辛子といっても、 Jalapeño、Se
Masato Mizuno
2025年12月29日読了時間: 8分


日本とメキシコ、クリスマスがこんなに違う理由
同じ「クリスマス」なのに、空気が違う クリスマスが過ぎたあとの街を歩いていると、不思議な感覚に包まれることがあります。つい数日前まで、あれほど特別な空気に満ちていたはずなのに、何事もなかったかのように日常へ戻っている。メキシコで迎えたクリスマスの翌日は、そんな静けさがとても印象的でした。 日本で暮らしていた頃のクリスマスを思い返すと、街の記憶が鮮やかによみがえります。イルミネーション、予約で埋まるレストラン、プレゼントを抱えた人たち。同じ12月24日でも、そこに流れていた空気は、今とはまったく違うものでした。 同じ「クリスマス」という言葉を使っているのに、日本とメキシコでは、祝われ方も、街の表情も、まるで別の行事のように感じられる。その違いは、表面的な過ごし方以上に、もっと深いところに理由がありそうです。 日本のクリスマスは「商業イベントとして育った」 日本のクリスマスは、宗教行事として社会に根づいたものではありません。戦後、海外文化の流入とともに、季節のイベントとして広がっていった側面が大きいと言われています。 その象徴として、よく話題に上がる

Taro Maruwa
2025年12月26日読了時間: 5分


“サインする前”が勝負:メキシコの住居契約で確認すべきこと
家は「住む前」に9割決まる メキシコで家探しをすると、内覧のテンポが早くて「良さそうならすぐ決めないと」と焦りがちです。でも、駐在の住まいで後から困るケースの多くは、物件そのものというより “契約の確認不足” から始まります。 日本の賃貸は手続きが定型化されていて、重要ポイントがパッケージ化されていますよね。一方メキシコは、 オーナー・物件・地域・管理体制によって条件が変わりやすい 。だからこそ、サイン前の確認が「安心の分かれ道」になります。 メキシコ賃貸のざっくり流れ 一般的には、次の順番で進みます。 内覧(同日に即決も多い) 条件交渉(家賃・デポジット・家具・修繕など) 書類提出(身分証、勤務関連、場合により追加書類) 契約書の確認(多くはスペイン語) 署名・支払い(初月家賃+デポジット等) 引き渡し・入居(鍵、備品、メーター確認) ポイントは、 ③〜⑤が “勝負ゾーン” だということ。ここで「何が含まれているか/含まれていないか」を曖昧にしたまま進めると、入居後にじわじわ効いてきます。 内覧をしてカナリ気に入って契約をほぼほぼ決めた場合

Taro Maruwa
2025年12月23日読了時間: 5分


メキシコのクリスマス前夜「Posada」って何?街と家庭で起きていること
12月の夜、なんだか賑やか 12月に入ってしばらくしたある夜、いつもより少し遅く帰宅すると、家の外がやけに騒がしいことに気づきました。窓を開けると、遠くから聞こえてくる歌声。それも一人や二人ではなく、複数の声が重なり合っているような、不思議な響きでした。 最初は、近所でパーティでもしているのかと思いました。でも、音楽というより「歌」。しかも、一定のリズムで、何かを掛け合っているようにも聞こえる。 しばらくすると、家の前の通りを、ゆっくりと人の列が通り過ぎていきました。子どもたちが多く、大人がその後ろを見守るようについて歩いている。笑い声もあるけれど、どこか落ち着いた雰囲気もある。 正直に言えば、最初は少し身構えました。 「この時間帯で、この人数?」 「今日はこれがどれくらい続くんだろう?」 日本で暮らしていた頃の感覚が、無意識のうちに顔を出していたのだと思います。 Posadaとは何か 後から知ったのが、これが Posada(ポサーダ) という行事だということでした。Posadaは、メキシコで毎年12月16日から24日までの9日間続く、クリスマ

Taro Maruwa
2025年12月19日読了時間: 4分


メキシコ駐在、平日の夜をどう過ごす?無理しないリフレッシュ法
メキシコ駐在生活にも、少しずつリズムができてくる頃。朝は仕事に向かい、日中は慣れない言語や文化の中で気を張り、気づけばもう夕方。平日の夜になると、ふっと力が抜けると同時に、どっと疲れが押し寄せてくることがあります。 「何かしなきゃ」「せっかく海外にいるんだから、有意義に過ごさなきゃ」 そんな気持ちが頭をよぎる一方で、ソファに座ったまま動けなくなる夜も、きっと少なくないはずです。メキシコでの平日の夜は、日本にいた頃とは少し勝手が違います。その違いに気づいてから、夜の過ごし方はずいぶん楽になりました。 日本の感覚をそのまま持ち込むと、夜がしんどくなる 日本にいた頃の平日夜は、どこか「余力の時間」でした。残業後でも外食に行ったり、ジムに寄ったり、自己投資の時間に充てたり。疲れていても、もうひと踏ん張りできてしまう。 でも、メキシコでの平日は事情が少し違います。言葉の壁、移動の疲れ、気温差、乾燥。一日を通して使っているエネルギーの質が、日本にいた頃とは違うのです。 それに気づかず、「日本と同じように夜も動こう」とすると、平日は静かに消耗していきます。..

Taro Maruwa
2025年12月18日読了時間: 4分


メキシコのスーパーで最初に戸惑ったことランキング
メキシコに来て最初の数日。役所の手続きや仕事の準備よりも先にやってくるのが、「とりあえず生活用品を揃えなきゃ」という現実です。日本と同じ感覚でスーパーに入り、同じように買い物をしようとした瞬間、多くの駐在員がこう思います。 「あれ、なんか思ったより疲れるぞ?」 今回は、そんな実体験をもとにメキシコのスーパーで多くの人が最初に戸惑うポイントを、ランキング形式でまとめました。 第5位|同じ商品が、昨日と同じ場所にない まず最初に感じる違和感が、商品の配置です。 昨日買ったヨーグルトを目当てに、同じ棚へ向かう。でも、ない。売り切れかと思って別の商品を見ていると、まったく違う通路で発見する。 メキシコのスーパーでは、 レイアウトが頻繁に変わる ことが珍しくありません。季節、在庫、プロモーションの都合で、昨日の“定位置”は簡単に消えます。 日本のように「いつもの場所」を前提に動くと、買い物が一気に長丁場になります。この頃から多くの駐在員が学ぶのが、 探し続けるより、店員さんに聞いた方が早い 多少見つからなくても「まあいいか」で切り上げる という、スーパー用

Taro Maruwa
2025年12月17日読了時間: 4分


最初は戸惑ったけど、今はありがたい。メキシコ生活で慣れたこと
メキシコに来たばかりの頃、正直に言うと「これはちょっとキツいな」と感じることがいくつもありました。時間は読めないし、約束はズレるし、思った通りに進まないことばかり。日本で積み上げてきた感覚が、そのまま通用しない場面に出くわすたび、知らないうちに力が入っていたように思います。 それでも、しばらく暮らしていると不思議な変化が起きます。環境が劇的に変わったわけではないのに、「あれ、前より気持ちが楽かもしれない」と思う瞬間が増えていく。振り返ってみると、それはメキシコに慣れたというより、 自分の構え方が少し変わった結果 だったのかもしれません。 時間が“きっちり”じゃないことに慣れた 最初に戸惑ったのは、やはり時間感覚でした。待ち合わせは遅れるのが前提、手続きは想定通りに進まない、「今日できる」と言われたことが、翌日になるのも珍しくありません。 最初はそのたびに、心の中でブレーキを踏んでいました。なぜ守れないのか、なぜ連絡がないのか。日本基準で考えれば、どれも“改善すべきこと”に見えてしまいます。 でも、ある時ふと気づいたんです。待っている時間に、そこま

Taro Maruwa
2025年12月16日読了時間: 4分


12月12日、メキシコの街が特別になる理由― Día de Guadalupe を知る ―
12月12日の朝、メキシコの街はいつもと少し違う表情を見せます。まだ暗いうちから聞こえてくる歌声。花火の音。花を抱えて歩く人たち。教会の前に集まる家族連れや、早朝にもかかわらず混み始める道路。 祝日ではないはずなのに、なぜか街全体が静かに、そして確かに“特別な日”として動いている。メキシコにしばらく暮らしていると、多くの駐在員がこの違和感に出会います。 それが Día de la Virgen de Guadalupe(グアダルーペの聖母の日) 。12月12日は、メキシコという国の価値観や心の拠り所が、街の風景として可視化される一日です。 いつもと違う朝が、なぜ生まれるのか この日、メキシコでは早朝から人の動きが活発になります。民族衣装に身を包んだ子ども、マリア像の描かれた旗、白い花束。教会の周囲には自然と人が集まり、歌や祈りが静かに重なっていきます。 不思議なのは、その雰囲気が決して騒がしくないことです。お祭りのようでいて、どこか厳か。誰かに強制されているわけでもなく、それぞれが「今日はこの日だ」と理解して行動している。 宗教的な行事でありなが

Taro Maruwa
2025年12月12日読了時間: 4分


メキシコの水は飲める?飲み水・シャワー・洗濯のリアルな対策
メキシコに来て最初に戸惑うことの一つが「水」です。ケレタロの乾いた空気に包まれながら新生活を始めると、日本では当たり前だった“水を意識しない暮らし”が、ここでは成り立たないことに自然と気づきます。蛇口をひねってそのまま飲める国ではない。シャワー後の髪が少しパサつく。洗濯物が何となく硬い──。その違和感の正体を知ることが、駐在生活を快適にする一歩になります。 1|まず知りたい「メキシコの水」と暮らしの距離感 メキシコでは、基本的に水道水を直接飲むことがありません。これは“水が汚いから”という単純な話ではなく、水が家庭に届くまでの経路──屋外タンク(Tinaco)や建物の配管──のメンテナンス状態がエリアごと、建物ごとに異なるためです。つまり、水そのものより インフラの“ばらつき” の方が問題になりやすいのです。 そのため、飲み水の中心になるのはガラフォン(20Lボトル)や浄水器。メキシコでは、家にウォーターサーバーを置き、定期的にボトルを交換する暮らしがごく自然に感じられるようになります。ペットボトルの水も常備しますが、「料理は浄水器で、飲むのはガ

Taro Maruwa
2025年12月11日読了時間: 6分


ケレタロの気候を徹底解説:乾季・雨季・気温差と駐在生活の対策
メキシコのバヒオ地域、特にケレタロに初めて降り立ったとき、空気の軽さに驚く人は多いと思います。日本の蒸し暑さとは対照的で、肌にまとわりつく湿気がなく、サラッと乾いた風が頬をなでていく。特に冬の朝はひんやりと澄んだ空気が広がり、太陽が上がるにつれ一気に世界が明るくなる。そんなメリハリのある空気感が、ケレタロという街の魅力のひとつです。 ただ、この“快適さ”の裏側には、駐在生活ならではの注意点や、気候との上手な付き合い方も隠れています。ここではケレタロを軸に、レオン、サンルイスポトシ、グアナファト州を含むバヒオ地域の気候を、実用的に、そして少しエッセイ風に紐解いていきます。 1|ケレタロの気候は“暮らしやすさ”をつくる ケレタロは標高約1,800m。その高さゆえに、年間を通じて気温は穏やかで、湿度は日本よりも圧倒的に低く、“さらりとした快適さ”があります。晴天の日が多く、青い空が頭上に広がるだけで気分が軽くなる。街の並木が作る影もくっきりしていて、もともと明るい石造りの街並みがより映えて見える季節もあります。 しかし、この快適さは「日中の陽射しは強く

Taro Maruwa
2025年12月10日読了時間: 5分


駐在生活を豊かにするメキシココーヒーの楽しみ方
メキシコで気づく、コーヒーの奥深さ メキシコに来てしばらくすると、多くの駐在員が気づくことがあります。「この国、コーヒーがやけに美味しい」。忙しい朝でも、ふと立ち寄ったカフェで頼んだ一杯が驚くほど香り高かったり、スーパーで何気なく買った豆が家の空気をまろやかに変えてくれたり。それは、この国とコーヒーの関係が、想像以上に奥深いからかもしれません。 メキシコは世界でも有数の良質豆の産地です。 チアパス の豆は軽やかな酸味と花のような香りで、日本人の味覚にもぴったり。 オアハカ はカカオの甘みとスパイスを思わせる個性があり、深煎りでも重くならない。 ベラクルス は穏やかで毎日飲める柔らかさが魅力です。 産地の違いを知ると、豆選びは“当たり外れを避ける作業”ではなく、“旅のような発見”に変わります。La Comer や HEB に並ぶ色鮮やかなパッケージを見るだけでも楽しく、「今日は酸味がほしい」「少しコクのある気分」──そんな日常の小さな気分に合わせて選べるのは、メキシコならではの豊かさです。 カフェという“時間の交差点”がくれるもの...
Masato Mizuno
2025年12月9日読了時間: 4分


メキシコの運転は危険?駐在者が知るべき道路事情と安全術
メキシコ駐在が決まった方、あるいは赴任したばかりの方から、よく聞く悩みがあります。「メキシコの運転って危ないんですか?」「ウィンカーを出さない車が多くて怖い…」。実際、道路に出れば日本との“ルールの温度差”を肌で感じる瞬間があると思います。急な車線変更、標識の少なさ、渋滞の中で流れに任せる独自ルール…。はじめは混乱しますし、身構えるのも当然です。 しかし、この違いを“恐れる対象”として固定化してしまうと、日常の行動範囲はどんどん狭くなってしまいます。逆に、背景を理解し、対策を整え、必要な部分は外部サービスも使いながら“安全の土台”を固めれば、メキシコ生活は格段に動きやすくなります。 安全が整うと、行動に余裕が生まれる。 この記事はそのためのガイドです。 メキシコの道路事情・運転文化の特徴 メキシコの道路交通は、日本のように「みんなが同じルールを理解し、一定の質で運転している」という前提で動いていません。州によっては、 自動車学校を卒業しなくても免許が取得できる (※現在は改善されつつありますが、こうした背景は文化として残っています)。そのため、

Taro Maruwa
2025年12月8日読了時間: 6分


メキシコ生活がもっと楽しくなる“週末ルーティン”駐在員に人気の気分転換アイデア7選
メキシコ駐在生活の平日は、とにかく慌ただしい。日本との時差対応、現地チームとのコミュニケーション、移動のストレス。気づけば「休む」という行為を後回しにして、週末を迎えてしまう人も少なくありません。けれど、この国で長く暮らす日本人たちはみな、ある瞬間に気づきます。 “週末の過ごし方ひとつで、駐在生活そのものが変わる。” メキシコは、せっかくなら“気分転換がしやすい国”です。世界遺産や絶景に行かずとも、日常の延長に小さな癒しがたくさんある。その魅力をうまく活用している駐在員たちが実践している、“7つのリアルな週末ルーティン”を紹介します。 1|朝の Mercado で心がほどける時間を過ごす 土曜の早朝、街に活気が宿るのはスーパーマーケットではなく「Mercado(市場)」。屋台の蒸気、果物の鮮やかな色、パン屋の甘い香り。日本の市場とも違う独特の温度感があり、その“生活の息づかい”が週の疲れを自然とほどいてくれます。 常連がいる野菜屋でマンゴーを買ったり、店員さんにすすめられたチーズを試してみたり。こういう何気ないやり取りに、メキシコの温度が宿ってい
Masato Mizuno
2025年12月5日読了時間: 6分






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