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メキシコのスーパーで最初に戸惑ったことランキング


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メキシコに来て最初の数日。役所の手続きや仕事の準備よりも先にやってくるのが、「とりあえず生活用品を揃えなきゃ」という現実です。日本と同じ感覚でスーパーに入り、同じように買い物をしようとした瞬間、多くの駐在員がこう思います。

「あれ、なんか思ったより疲れるぞ?」

今回は、そんな実体験をもとにメキシコのスーパーで多くの人が最初に戸惑うポイントを、ランキング形式でまとめました。




第5位|同じ商品が、昨日と同じ場所にない


まず最初に感じる違和感が、商品の配置です。


昨日買ったヨーグルトを目当てに、同じ棚へ向かう。でも、ない。売り切れかと思って別の商品を見ていると、まったく違う通路で発見する。


メキシコのスーパーでは、レイアウトが頻繁に変わることが珍しくありません。季節、在庫、プロモーションの都合で、昨日の“定位置”は簡単に消えます。


日本のように「いつもの場所」を前提に動くと、買い物が一気に長丁場になります。この頃から多くの駐在員が学ぶのが、


  • 探し続けるより、店員さんに聞いた方が早い

  • 多少見つからなくても「まあいいか」で切り上げる


という、スーパー用の“思考の切り替え”です。




第4位|袋がない・薄い・突然なくなる


レジに並び、会計が終わる直前で気づく現実。「あ、袋ないんだ……」

メキシコでは袋が有料、もしくは最初から置いていないことも多く、あっても「これは重いもの入れて大丈夫?」と不安になるほど薄いことがあります。


結果どうなるかというと、


  • 両腕いっぱいに食材を抱えて車へ

  • ヨーグルトと野菜を落とさないよう、無言の集中

  • 車に着いた頃には、なぜか達成感


最初は戸惑いますが、この体験を経て、ほとんどの駐在員がマイバッグ常備に切り替わります。


不便そうに見えて、慣れると意外と合理的。「袋をもらう前提」から離れる最初の一歩でもあります。




第3位|レジの流れが独特すぎる


日本の感覚で行くと、ここはかなり混乱します。


  • ベルトコンベアがない

  • レジ係と袋詰め係が分業

  • 会話が多く、流れが独特

  • 自分はどこに立てばいいのか分からない


初回は、「今、自分は何を待ってるんだっけ?」と、完全に立ち位置を見失うことも。

ただ、数回経験すると気づきます。この流れ、意外と合理的だということに。


袋詰めを任せられる安心感や、急かされすぎないテンポは、慣れると心地よく感じられるようになります。最初の戸惑いを越えれば、あとは“場の流れ”に身を任せるだけです。




第2位|量とサイズが想像以上に大きい


メキシコのスーパーで避けて通れないのが、量の問題です。


  • 牛乳は大家族サイズ

  • ヨーグルトは業務用

  • 肉は「これ何人分?」という量


買った直後は「お得!」と思っても、冷蔵庫に入れようとした瞬間に現実を突きつけられます。


一人暮らしや少人数家庭だと、「消費しきれるかな?」と不安になることもしばしば。

ただ、ここも徐々に慣れてきます。


  • 冷凍する

  • まとめ買いを前提に考える

  • スーパーを使い分ける


量の多さは、付き合い方が分かると味方になります。




第1位|買い物なのに、なぜか疲れる


堂々の第1位は、これです。


「スーパーでこんなに疲れるとは思わなかった」


品揃え、動線、言葉、量、レジ、袋。一つ一つは小さな違いでも、積み重なると想像以上に消耗します。


特に来たばかりの頃は、「ちゃんと買い物しなきゃ」と無意識に力が入っている。だから、ただの買い物が“イベント”になってしまうのです。


でも同時に、これは悪いことではありません。スーパーで疲れるということは、観光ではな

く、生活が始まった証拠でもあるからです。




慣れて分かること|スーパーは一番ローカルな場所


しばらくすると、景色が変わります。


  • 今日はLa Comer

  • 今日はHEB

  • まとめ買いはCostco


と、自然に使い分けができるようになる。袋を忘れず、量も読めて、レジでも迷わない。

スーパーは、メキシコ生活の感覚を身につける場所なのかもしれません。最初は戸惑い、次第に理解し、気づけば日常になる。




まとめ


メキシコのスーパーで戸惑うのは、あなただけではありません。むしろ、それはちゃんと暮らしに足を踏み入れた証拠です。


数週間後、「あの頃はあんなに疲れてたな」と笑える日がきっと来ます。その頃には、スーパーでの買い物が一番“地に足のついた時間”になっているはずです。




慣れないスーパー、慣れないレジ、慣れない生活リズム。最初は小さなことの積み重ねで、思った以上に疲れるものです。


Maruwaは、


  • ケレタロ・バヒオ地域の住まい相談

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を通じて、“慣れるまでの時間”をやさしく短くする伴走役でありたいと考えています。


困ったとき、迷ったとき、「ちょっと聞いてみよう」で大丈夫です。


生活サポートについてお気軽にご相談ください!

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