メキシコ駐在、平日の夜をどう過ごす?無理しないリフレッシュ法
- Taro Maruwa

- 5 日前
- 読了時間: 4分

メキシコ駐在生活にも、少しずつリズムができてくる頃。朝は仕事に向かい、日中は慣れない言語や文化の中で気を張り、気づけばもう夕方。平日の夜になると、ふっと力が抜けると同時に、どっと疲れが押し寄せてくることがあります。
「何かしなきゃ」「せっかく海外にいるんだから、有意義に過ごさなきゃ」
そんな気持ちが頭をよぎる一方で、ソファに座ったまま動けなくなる夜も、きっと少なくないはずです。メキシコでの平日の夜は、日本にいた頃とは少し勝手が違います。その違いに気づいてから、夜の過ごし方はずいぶん楽になりました。
日本の感覚をそのまま持ち込むと、夜がしんどくなる
日本にいた頃の平日夜は、どこか「余力の時間」でした。残業後でも外食に行ったり、ジムに寄ったり、自己投資の時間に充てたり。疲れていても、もうひと踏ん張りできてしまう。
でも、メキシコでの平日は事情が少し違います。言葉の壁、移動の疲れ、気温差、乾燥。一日を通して使っているエネルギーの質が、日本にいた頃とは違うのです。
それに気づかず、「日本と同じように夜も動こう」とすると、平日は静かに消耗していきます。
平日の夜がしんどいのは、怠けているからではありません。日中に、ちゃんと頑張っている証拠です。
メキシコの平日の夜は、意外と“静か”
外の世界はにぎやかでも、生活のリズムは意外と早い。これも、住んでみて感じたことのひとつです。
モールやレストランは開いていても、「平日の夜は早めに切り上げる」という空気感が、どこかにあります。
無理に予定を入れなくても浮かないし、今日は家でゆっくりする、と決めても誰にも説明はいらない。
この“静かな許容感”は、平日の夜を救ってくれます。頑張らない選択が、自然にできるからです。
無理しない平日の夜にしてくれた3つのこと
1. 平日は「回復の時間」と割り切る
平日の夜は、充実させる時間ではなく、回復させる時間。そう決めてから、気持ちがかなり楽になりました。
明日の準備ができればOK
体を休められたら十分
何も成し遂げなくていい
平日の夜に“成果”を求めない。それだけで、心に余白が生まれます。
2. あえて外に出ない日をつくる
メキシコは外食も楽しいし、出かければ刺激も多い。でも、平日の夜はあえて外に出ない日をつくるようにしました。
家で軽めの食事
シャワーを少し丁寧に
画面を早めに閉じる
特別なことは何もしません。でも、この「外に出ない選択」が、翌日の体調と気分を安定させてくれます。
3. 何もしない夜を“予定”に入れる
何もしない夜は、流れでそうなると罪悪感が出ます。だから最初から、予定として入れてしまう。
「今日は何もしない日」
そう決めておくと、ソファに座っている時間も、立派な過ごし方になります。
平日の夜を整えると、翌日が変わる
不思議なことに、平日の夜を穏やかに過ごせるようになると、朝の入り方が変わってきます。
起きた瞬間の重さが違う
仕事に向かう気持ちが少し軽い
週後半の疲れが溜まりにくい
派手なリフレッシュではありません。でも、確実に効いてくる変化です。
平日の夜は、生活を“続ける”ための時間
駐在生活は、短距離走ではなく、長距離走。毎日全力で走り続ける必要はありません。
平日の夜は、前に進む時間ではなく、立ち止まって呼吸を整える時間。
そう捉えられるようになると、メキシコでの暮らしは、ぐっと続けやすくなります。
何かをしなくてもいい夜。それを許せるようになったとき、平日の夜は、いちばん優しい時間になるのかもしれません。
生活の“リズム”が整うと、駐在生活は続けやすくなる
平日の夜にしっかり休めるようになると、メキシコでの毎日は、少しずつ安定していきます。
Maruwaでは、住まい・移動・生活立ち上げといった実務面から、駐在生活が“無理なく続く”環境づくりをサポートしています。
「これで合ってるのかな?」と迷ったときは、ひとりで抱え込まず、気軽にご相談ください。
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