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メキシコ駐在で“人間関係の余裕”をつくる方法|疲れないコミュニケーション術


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海外駐在で一番むずかしいのは、実は「文化」でも「言語」でもなく——“人間関係の距離感” かもしれません。

メキシコはとにかく明るく、近く、親切。日本は礼儀正しく、相手への配慮を大切にする。この2つの文化の間にいると、気づかぬうちに心のエネルギーが削られがちです。

でも、そこで疲れるのではなく、「ちょうどいい余裕」をつくりながら関係を育てる ことができれば、駐在生活はもっと軽やかに、もっと楽しく変わります。

今日は、そのヒントをまとめてお届けします。




■ 1|「全部に応えない」ことが、最初の余裕になる


メキシコでは“誘い文化”が当たり前。

  • ランチ行こうよ

  • 誕生日に来てよ

  • 家でタコスパーティーするよ!

  • 明日ピックアップしようか?


相手の好意が大きいぶん、断れない → 疲れる → 余裕がなくなるという流れにハマりがちです。


そんなときは、シンプルにこう言えばOK。

Me encantaría, pero mañana tengo un compromiso. (行きたいけど、明日は予定があって…)

メキシコの人は本当に優しいので、断っても人間関係が壊れることはほぼありません。

断る=嫌う、ではなく、断る=自分を守る行為。




■ 2|返事を“ゆっくり”にする習慣

日本ではレスが速いのが礼儀。メキシコでは逆で、

  • すぐ返さない

  • すぐ決めない

  • “とりあえず保留”が自然文化


このテンポに合わせるだけでストレスがガクッと減ります。

“すぐ返そう”をやめて、“必要なときに返す”スタイルに変える。

それだけで、人間関係の摩擦が消えていきます。


これは逆も然りで、相手から即レスがないことが気になってヤキモキする時は、このメキシコと日本のレス感覚の違いを思い出して意識することで不要なストレスに苛まれることがなくなりますね。




■ 3|「感情の握手」をひとつだけ返す

メキシコの人は話すとき、感情を丸ごと共有してくれる文化。

  • 今日めちゃ疲れた〜

  • 上司がさぁ…

  • 家族がね、

  • 実はちょっと落ち込んでて…


そんな時、日本人はつい“アドバイスしないと”“ちゃんと返さないと”と思いすぎてしまいます。


でも必要なのは、たったひと言。

“それは大変だったね。”“嬉しいね!”“よかったね!”

1つだけ感情を返すと、それだけで関係がスッと和らぎます。


これが “感情の握手”。深い共感より、軽やかな共鳴が大事です。


また自分では有益なアドバイスだ、と思っていることでも人間関係、家族観の違いから想像していたのと違う反応が返ってきて残念でしたということもあるので、あまり気負わず、考え過ぎず、ラク〜に対応してみましょう。




■ 4|“この人とは深める”を1〜2人だけに決めておく

メキシコでの人間関係は、とにかく広がる。気づくと連絡・誘い・会話が無限ループになりがち。中南米の国々、メキシコもよろしく親日の国なので、積極的に日本人に興味を持って近づいてきてくれます。更にメキシコ人の初対面の馴れ馴れしさは世界一! (もちろん良い意味で笑)


そこで、あえて「この人とだけ深く話す」「この家族とは距離を近くする」と決めておくと、一気に心が楽になります。広さより深さ。量より質。


駐在生活は、本気で付き合える数少ない人との関係が宝物になります。




■ 5|“安全と距離感”をセットで考える


メキシコでは、「人間関係のしんどさ」と「治安リスク」が微妙に連動することがあります。


たとえば——・気を遣いすぎて疲れる → 注意散漫に・誘われすぎて夜の予定が増える → 不要な外出が増える・断れない → 行動範囲が勝手に広がる

人間関係の余裕があるほど、安全にもつながる。

距離を上手にとることは、自分の身を守る行為でもあるのです。


これは得てすれば、限られた範囲での生活ではなく、行動範囲が拡がることで生まれる成長、価値観の広がりとかもあったりするので一概に悪とは言えないですけどね。またあまりにも安全々々!と、そこにフォーカスしていると脳の毛様体不活系 (RAS) が作動してそっちの現実ばかりが見えてくるモードになってしまいますし。


すいません、最後は謎のコメントで"???"となってしまいましたが、いつでも心配や不安などの恐れではなく、相手に対しても自分に対しても、愛あるコミュニケーションを意識すれば日本だろうとメキシコだろうと大丈夫ということですね!




■ まとめ


メキシコでの人間関係は、日本より近く、温かく、濃い。

だからこそ——

  • 断る勇気

  • レスを遅くする余裕

  • 感情のひと返し

  • 深める相手を決める

  • 愛あるコミュニケーションを意識


これらがあると、驚くほど軽やかに人とつながれるようになります。

駐在生活は“外側のノイズ”が多い。でも、そのぶん 内側に心の余裕の基準点を置くことができる。それが人間関係のストレスを減らし、人生に心地よい呼吸を取り戻してくれます。



🧩 マルワでは、駐在生活のストレスや距離感の悩み、安全面の相談も含めた“暮らしの総合サポート”を行っています。住居・移動・安全・生活設計まで、なんでもお気軽にどうぞ。

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