メキシコ駐在の“現金管理”術:チップ・小銭・ATMで消耗しないコツ
- Taro Maruwa

- 1月22日
- 読了時間: 4分

メキシコに来て最初に感じる小さな疲れって、意外と「現金」から始まります。レジで「小銭がない」、駐車場で「崩せない」、デリバリーで「チップどうする?」。大きな問題じゃないのに、毎回ほんの少しだけ心の体力を削ってくる。これが積み重なると、生活全体がバタついて見えるんですよね。
でも逆に言うと、現金の扱い方が整うだけで、駐在生活の“余計な消耗”がかなり減ります。今日は、チップ・小銭・ATMを中心に、迷わない現金管理を一緒に作っていきます。
現金管理の結論は「持たない」ではなく「分ける」
メキシコはカード決済も広がっていますが、日常では現金が必要な場面が残ります。だから極端に「現金ゼロ」を目指すより、現実的には “持つけど分ける” が勝ち筋です。
おすすめはこの考え方です。
持ち歩く現金は“今週の分”ではなく“今日の分”
大きい札は家に置き、小さい札と小銭を外に出す
財布は1個ではなく、役割で分ける
生活って、シンプルにした方が強いです。
まず作りたい「現金の3レイヤー」
ここは仕組みの核なので、最小限の箇条書きでいきます。
外出用ミニ現金:チップ・駐車・急な買い物用(小額)
予備現金:車やバッグの別ポケットに少し(“財布が詰んだ”時用)
家のストック:崩す前の札・予備小銭(最終防衛ライン)
外出用に全部を詰め込むと、落とした時のダメージも大きいし、気持ちも落ち着きません。分けるだけで、安心感が変わります。
小銭と小さい札が「生活の潤滑油」になる
メキシコ生活で本当に強いのは、大きい札よりも“小さい札と小銭”です。理由はシンプルで、チップ・駐車・ちょい買い・配達など、「ちょっとだけ払う」場面が多いから。
小銭がないとどうなるか。必要以上に大きい札を出し、崩せず、時間が伸び、妙に気まずくなる。これが疲れの正体です。
小銭を切らさないコツ
週に1回だけ“両替デー”を決める(スーパーや銀行ATMのついでに)
小さい札を“戻す場所”を決める(家の小箱・ポーチなど)
外出前にミニ財布へ“補給”する(歯磨きレベルの習慣化)
小銭は「運」じゃなく「仕組み」で増えます。
チップ(propina)で迷わない:自分の基準を決めておく
チップは、国によって文化の肌触りが違うので迷いやすいポイントです。でも大事なのは「正解」を当てることではなく、自分が気持ちよく払える基準を先に持つこと。
まず確認したい“表示”
レシートや伝票で、次の表記があるかを見るだけで判断がラクになります。
Servicio incluido(サービス料込み)
Propina sugerida(チップ目安の提示)
含まれているなら無理に上乗せしなくても良いし、含まれていないなら“自分の基準”で足せばOK。いちばん疲れるのは、毎回その場でゼロから悩むことです。
迷いを減らす「チップの型」
レストラン:まずはレシート確認 → 自分の基準で上乗せ
デリバリー:雨の日・重い荷物・早い対応など、感謝を“少額”で表現
ちょいサービス(荷物運びなど):小さい札があるとスムーズ
チップは「義務」より「会話の潤滑油」みたいな側面があります。だからこそ、無理しない範囲で、疲れないやり方を。
ATMで消耗しない:場所・時間・回数の設計
現金管理のストレス源は、実は「引き出す時」に集まります。怖い話にしたいわけではなく、疲れない選び方の話です。
ATMの基本戦略は“回数を減らす”
ATMは、行く回数が増えるほど消耗します。だからおすすめは、毎回少額をこまめに下ろすより、自分が安心できる範囲で回数を減らすこと。これだけで生活が落ち着きます。
場所は「中」を選ぶ
屋外の路上ATMより、
モール内
スーパー内
銀行支店の中など、人の目がある場所の方が精神的にもラクです。
“手伝うよ”には乗らない
慣れない土地だと親切に見えることがありますが、ATM操作に関しては、基本は自分で完結が安全です。困ったらその場で無理せず、場所を変える。これが結局いちばん消耗しません。
これだけは覚えておくとラク:偽札と「お釣り」の感覚
現金のトラブルで一番イヤなのは、後味の悪さです。だから“ゼロにする”ではなく、確率を下げる。
お釣りはその場で軽く確認(焦らず)
大きい札を出す場面を減らす(小さい札の出番)
違和感がある時は無理に押し通さない(別の支払い方法へ)
気まずさを避けるより、後悔を避ける方が大事です。
今日からできる「現金ストレスを減らす3ステップ」
ミニ財布(または封筒)を作る:チップ・駐車・配達用に分ける
週1の両替デーを決める:小さい札と小銭を補給
ATMは“中”で“回数少なく”:場所と頻度を固定する
これだけで、「現金が面倒」が「現金は回る」に変わります。
まとめ(要点3つ)
現金は“持つか持たないか”より 分け方でラクになる
小さい札と小銭は生活の潤滑油。週1補給の仕組みが効く
ATMは場所と回数の設計で消耗が激減する
現金のストレスって、小さいけれど毎日の体力を削ります。住まい・移動・生活の手配が整うと、こういう“細かい消耗”が減って、家族の空気がラクになります。Maruwaでは、駐在生活を回しやすくする生活サポートも含めて伴走しています。小さな相談からお気軽にどうぞ!






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